たばこと寿命
この診断で年数を出している生活習慣は、たばこだけです。ほかの項目 (野菜・歩数・睡眠・お酒など)は国が置いた目標に届いているかどうかで見ていて、年数には換算していません。日本人を追跡して「平均寿命が何年ちがうか」まで報告されているのが、いまのところ喫煙だからです。
20歳より前に吸い始めて吸い続けた人の、平均寿命の差
男性 8年 / 女性 10年
放射線影響研究所 寿命調査(広島・長崎の Life Span Study)が男性27,311人・女性40,662人について1963〜1992年に喫煙の状況を集め、その後を追跡した研究の報告です(BMJ 2012;345:e7093(Sakata R ほか))。
やめた年齢による違い
同じ研究は、途中でやめた人についても報告しています。
- 35歳より前にやめた人吸い続けた場合に増える死亡のリスクは、ほぼ全部が避けられていた。
- 45歳より前にやめた人増える死亡のリスクの大部分が避けられていた。
報告があるのはこの2つの区切りだけです。45歳より後にやめた場合にどれだけ戻るかは、この研究からは分かりません。分からないことを「効果がない」とは書きません。
この年数を、あなたの余命から引き算しない理由
よくある寿命診断は「喫煙 −8歳」のように引き算します。当サイトはしません。理由は2つです。
- この研究が対象にしたのは、おもに1920〜1945年ごろに生まれた人たちです。たばこの本数も、まわりの環境も、医療も当時とは変わっています。いまの一人ひとりの余命を出した数字ではありません。
- 診断で出している平均余命は、いま吸っている人も吸っていない人も全部まとめた日本人全体の平均です。そこからさらに8年を引くと、喫煙者の分を二重に数えることになります。
だから当サイトは、生命表の年数と、この研究の年数を別々に並べて出します。足し引きした結果は、どちらの出典にも存在しない数字になるからです。
出典: BMJ 2012;345:e7093(Sakata R ほか)
このツールを応援する
かんたんチェックは全部無料で、これからも無料のままです。個人ひとりで作っていて、ドメイン代とサーバー代は自分で払っています。役に立ったなら、100円から応援できます。
応援する(100円から)OFUSE というサービスを使います。会員登録もログインも要りません。応援しても機能は増えません。ここまで作ったものへのお礼として受け取ります。